「ゆでガエル」状態の日本

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日本標準

8月22日の日曜日。曇り空で湿度の高い朝だ。

昨日の土曜日も、朝のウォーキング以外は外に出なかった。

今日の日曜日は、昼にお墓詣りだけの予定。

どこの家庭も極力外に出ていないことがわかる。家の駐車場から車が動かない。エアコンのファンが回っている。

もう、ずっと続いている。ため息が出るくらい。

そして、これからもずっと続く。また、ため息。

 

そんな中、世の中は動いている。

今日は横浜市長選挙。さあ、どうなるのだろう。

明後日からはパラリンピック。

秋の国体は中止するのに、こっちはやるんだ・・・。

 

ウイルス感染者の数、重症者の数、自宅療養者(全国10万人、東京2万5千人)の数、もうとにかく増え方がすごい。

しかも、しかもだ。その数は正確ではないらしい。

異常を感じても病院は受け入れてくれない。救急車や自宅で亡くなっている人が増えている。検査そのものが機能しなくなってきている。

(独り身も大変だが、)家族のなかで具合が悪い人が出たらどうしろというのだろう。どう「自宅療養」をしたらいいのだ。みんなが邸宅に住んではいない。

 

「ゆでガエル」という表現がある。

水の入ったコップに入れられたカエルが、どんどん熱せられても我慢する。「まだ大丈夫、まだまだ・・・。」と。

そして死んでしまうという、日本人の持つ体質に対する警句だ。

今の日本は、この状態なのではないか?

人々の不安や怒りが高まっても、ぶつける対象が「ゆでガエル」状態になっているのでは?

 

オリンピックとウイルス感染は関係が無い。

その根拠がTVの視聴率の高さであると。 ウーン。

これはひどすぎる。ゆでカエルが叫んでいるようだ。

 

とにかく、今の状態で子どもたちのパラリンピック観戦はいけない。

9月新学期早々、休校を増やすつもりなのかと言いたい。

 

今だから、こんなときだから、みんなで考えよう。

自分が、ゆでガエルになっていないかを。

 

 

 

 

 

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