こんなときには、憲法を
5月30日の朝。 薄曇りで今日は暑くなりそう。
それにしてもおかしな話になってきた。
IOCに「それでも、オリンピックはやる!」と言われたら、「そうか仕方がない、やるんだ。」と思うのかな? 思わなけれないけないのかな?
国や東京都、JOCという国内責任者は、そうらしい。
そんななか、日本国憲法を開いてみた。
(私は、?が溜まると、そうすることにしている。)
前文より
「日本国民は、・・・主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。・・・」
そして、99条。
「・・・国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し、擁護する義務を負ふ。」
つまりだ。憲法は国民に憲法を尊重して守りなさいとは言っていなくて、政治家、官僚、裁判官など公務員に、(国民を守るために)憲法を守りなさいと言っているのだ。
とすると、どうだろうか?
多数の国民の不安に、「公務員」という国の責任者が説明できているとはとても思えない。
そしてこれはオリンピックの話に限らない。
森友も、桜を見る会も、公文書偽造と自殺問題も。
そして広島のあの1億5千万円の件も。
ここは一度、憲法の精神に立ち返って考えるときではなかろうか。
ウイルス禍のなか、考える時間はたっぷりあるんだから。
でも、オリンピックは目の前だ! どうする!
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