憲法9条がノーベル平和賞候補に
新学期が始まった。
新入生たち、そして新しいクラスになった子どもたちは、もうなじめただろうか。
子どもたちだけではない。異動した先生たちも、緊張のスタートだろう。
ソフトランディングできただろうか。
考えてみれば、1年の区切りは1月からのように見えて、実は4月からの区切りのほうが大きいなあ。子どもにとっても、大人にとっても。
自分の歩んできた道を振り返って、4月に絞ると、いろんなことを鮮やかに思い出す。
・・・そのときの不安や期待が、一気に思い起こされる。
みんな、そんな風にして人生を歩むのだろう。
さて、タイトルの「平和賞候補」だ。
この報道を聞いて、実に面白いニュースだと思った。
ノーベル賞は、対象が個人や団体なので憲法は受賞できない、だから、受賞者を「日本国民」としたと、・・・・この発想が面白い。
で、それに対するノーベル委員会から、返事が来た。
「ノーベル委員会は、あなたの提案を受取りました」と、・・これまたいい。
そして、私は思った。
これこそ、「道徳授業の最適のテーマ」だと。
憲法9条を、ではなく「ノーベル平和賞候補に」を、である。
今、憲法に関する論議や関心も、ある程度高まっている。
もちろん、そこに来て「特別な教科道徳」である。
賛成意見も反対意見も、どんどん出し合うところから、理解が深まる。
いろんなことを調べる。
調べて感じたことを話し合うことから、相手の意見もわかってくる。
外国の人の考え方もわかる。
まさに、グローバル教育にふさふさわしい。
「学び」の最大のモチベーションは、「興味」。
私自身の子ども時代の道徳の時間のことは、あまり覚えていない。
道徳的なものの見方や考え方などは、むしろ国語の時間のときに育ったような気がしている。
それは、まあいいとして、
これ、すばらしい題材だと思ったのだが、いかがだろうか?
子どもの前に、まず大人・・・か?
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