75回目の終戦の日に
8月15日の土曜日。日曜日ではないけど、「せっかくの日」なので。
猛暑が続く毎日の中でも、今日は特別に暑くなるらしい。
暑さとウイルスの対策のために、全国民ひたすら家の中で過ごすしかないのだろう。
私の「せっかくの日」その1は、
75回目の終戦記念日。ウイルスですべて行事は控えめに。
戦争体験者や被爆者が、数年でいなくなるような状況だ。
核兵器禁止条約を批准していない国の一つが日本である。
なぜ批准できないのか、政府は国民にわかりやすく説明する責任があると思う。
学校で子どもに質問されたら、先生は説明したり話し合いをしたりする責任が生まれるからだ。
終戦直後、「この先どうなるのか」わからなかった。
75年後の今、再び「この先どうなっていくのか」まったくわからない。
ウイルス禍がこの先続けば(続くだろう)、挫折する企業と生活が困窮する人々が急増する。
地球温暖化のなかで、自然災害はますます深刻に。
進歩と発展を重ねてきた(はずの)人類が、この状況に無力だ。
「せっかくの日」その2は、
わが家で初盆を迎えている。ウイルスのため家族だけで。
墓参りをして、故人の霊を迎え、明日16日には送る。
世事に疎い私だが、少し神妙な気持ちになり、あらためて亡き妻のありがたみを思い出している。
自発的に来てくれた数人の妻のお友達、そしてご近所のご夫婦もうれしかった。
これが私の「せっかくの日」、2020年8月15日。
みなさんは、どうお過ごしなのだろうか。
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