この頃の 悲しいこと
11月3日、文化の日の日曜日で3連休の真ん中。
朝夕は少しずつ冬の香りが漂いつつ、昼間の日差しは強い季節だ。
この頃の悲しいこと、それは沖縄の首里城火災だ。
仕事でも旅行でも、何度も訪問している沖縄。
船で渡った島々、ずっと遠浅の海、ソーキそば、国際通り、米軍基地、いろいろ浮かんでくる。・・・そして首里城。
多くの人と交流してきた、その人たちの顔が浮かんでくる。
そして、彼らの悲しみを思う。
1日も早い首里城の再建を願うが、大変なことなのだろう。
もう一つ悲しいことがあった。 緒方貞子さんが亡くなった。
昔から尊敬していた。難民高等弁務官としての活動を知って以来だ。
「命あるものを最優先する」姿勢は、世界に勇気を与えた。
世界で最も有名で、尊敬される日本の女性になった。
私が今考えているインクルージョン(多様性をあるがままに受け止める)の考えには、緒方さんの影響が大きい。
すばらしい人だった。
短期間のなかに何度も台風被害にあった地域や人々には、3連休も何も無いのだろう。
呆然と過ごされている人々のことを考えると辛い。
最近、教育ダイヤリーなのに教育から離れたようなことばかり書いている気がしないでもない。
でも、教育(子どもにとっての学び)とは、「いかに生きるか」の土台作りのはずだ。
世の中のできごとをどう受け止め、何を感じるかが大切だと思う。
ちょっと言い訳だが、この頃の悲しいことを書いた。
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