年金問題の摩訶不思議
6月16日の日曜日。 先ほど出張から帰ってきた。
北の方の販売店さんを訪問してきたのだ。
私の方から、約90分いろいろと話し、その後金ROMの研修会を60分という内容だった。
そして、皆さんとの会食懇談会。一人ひとりとじっくり話せて、とても有意義な時間だった。
さて表題の年金問題だ。
金融庁、並びに厚生労働省から出された資料「2000万円不足」問題。
大々的に報道されているのでご承知のことと思う。
政府は、「誤解を与えるから受け取らない」ということらしい。
何なのだ、受け取らないって。
間違いや不備があるのなら、修正指示を出すべきだろう。でも間違いとは言っていない。・・・誰が何を誤解するというのだ・・・?
人生100年時代に今の年金制度では不足するというのは、事実なのだろう。
政府の言っているのは、年金制度は間違いなく残るということらしい。
金額ではないらしい。でも私たちは制度ではなく金額で生活する。
第一、これは厚生年金制度の話だ。会社勤めをして、会社と本人とが長い間年金を払ってきた人たちの。
個人営業の人たちなど、国民年金だけの人も多い。
この人たちの、老後の生活の不足額は、6000万円くらいという話も出ていた。
資料を受け取る、受け取らないの話ではなく、制度を残せばよいという問題でもなく、現実にどうするのか、国の方針をはっきりしなければならないはずだ。
そうでなければ、人生100年時代という言葉は、人々にただ不安だけを募らせることになる。
それにしても、寿命が延びることが、こんなに不安な時代が来るなんて・・・。
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