私たちは どう生きるか
11月26日の日曜日。
一雨ごとに寒さが厳しくなっていく日々のなか、今日は陽ざしがやわらかく、まさに小春日和になりそうだ。
(そうだ、ブログを書いたら布団を干そう。)
「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎)が、今漫画になって大ヒットしていることを聞いていた。
そして、今しがたそのことをNHKのTVで紹介していた。
思い出す。岩波文庫だった。私は、たぶん高校生だったと思う。
友だちのことを心配する。でも、実際には友だちを助ける行動を取れない。・・・そして悩む。
コペル君の行動や悩みは、そのまま自分のことだった。
考え続けることは、生きている証。悩み苦しむのは、自分が正しい道に向かおうとしているからなんだ・・・。
吉野源三郎氏は、「君たちはどう生きるか」という問いを最後に残す。だから、読者は正解の無い問いに対して考えることになる。
今、漫画となって大ヒットしている・・・。
なるほど、と思う。
「私たちは、どう生きるか」、これは現代の最大テーマである。
子どもから、若者から、働き盛りから、高齢者まで。
どの世代でも、先が見えにくい。そして生きにくい。
今、それぞれの「私たちはどう生きるか」を考えるときだ。
そんな時代だと思う。
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