シンギュラリティ

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日本標準

6月10日(土)の朝。

今日は、全国各地で猛暑日となるらしい。

暑さのヤマを越えて、この1週間の中で梅雨入りとなるのだろう。

 

「シンギュラリティ・ビジネス」(斎藤和紀著 幻冬舎新書)という本を読んだ。

このところ、一気にA1(人工知能)、そして「シンギュラリティ」ブームと言えるのかもしれない。

私も、続けてこれらの本を読んでいる。その目的は実に単純だが、「これから世の中は、どうなるか」を探るためだ。

「シンギュラリティ」は「技術的な特異点」と訳されるらしい。私には何もピンとこない。

どうやら「AIが人間を超える」社会状況をいうらしい。

産業革命は、第1次「農業」、第2次「工業」、第3次「IT」ときて、今第4次「シンギュラリティ」の時代に入るそうだ。

人類史上、(知的な意味で)「人間を超える」という表現は初めてだろう。

作業効率、正確性を求めて、世界でロボットの性能を競っている。

そしてその競争は、特化型ロボット(AI)から、汎用型ロボット(AI)に移ろうとしている。つまりロボット自身に、自動的に最適な作業を判断、選択させるのだ。

 

今、運送業界の中で運転手不足が問題になっている。何とか人材を確保しようと企業側は努力している。

一方で、2020年(東京オリンピック)に向けて、自動車の自動運転が急速に研究開発されている。たぶん、実現するのだろう。

2020年は、あと3年後だ。あっという間だ。

今、運転手になった人は、3年後以降に職を失っていくかもしれない。

 

技術革新によって、どんどん便利になって、必要なときに、必要な人材や原材料を調達できるようになっていく。 いいことだ

この流れ(競争)は止められない。

 

しかし、大事なことは、その先がわからないこと。誰も。

幸せに向かっているのか、不幸に向かっているのかもわからない。

 

今、こんな時代になろうとしている。

そんなときの教育は、どうあるべきなのだろう?

どうも「主体的」というだけでは・・・済まないぞ。

 

 

 

 

 

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