いかがなものか!?

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日本標準

5月22日の日曜日の朝。

今日も、全国で真夏日になるらしい。

 

いかがなものだろう。最近の日本の報道は。新聞とTVの。

世界でも最低クラスと言われる、日本の報道の自由度だ。そのなかで、どう頑張っているのか。

 

伊勢志摩サミットで、東京周辺の電車と駅構内のゴミ箱は封鎖されている。(先週末に使用した羽田空港では、ごみ箱は解放されていたけど)

でも、サミットで何が話されるかより、テロの警護報道が目立つ。サミット1週間前の時点で、その後のオバマ大統領の広島訪問に負けているようでもある。

新聞では、人物の行動や光景を知らせるだけではなく、そのテーマ性や課題を整理して伝えてほしい。見る側が意見を持てるように。

個性を出しにくい世相なのか。技量や覚悟の問題か。

 

TV、もうこれは相当にひどい。あまりに程度が低い。

ベッキーの話題って、そんなに大事? 視聴者が全員裁判員みたいだ。応援する側と攻める側とがいて、それぞれその理由を述べあっている。もういいよ、個人的(プライバシー)な話なんだから。

芸能人のクイズ番組オンパレードも悲しくなる。賢い人とそうじゃない人と、それぞれ役割が決まって展開する。どの局でもほぼ同じ。

これはもう、TVという組織の崩壊現象としか思えない。

私は基本的にNHKのニュースを観る。定点観測のように観ていると、わかる。最近の「努力」が・・・。最後に政府の方針を伝えるのだ。

 

この後、舛添都知事のことを書こうかと思ったが、あれはもういいか。

パナマ文書やオリンピック招致の際のお金の使い方について、国としても、報道機関も、本気で取り上げようとしない。いろいろ影響が出るからだろう。

舛添さんの下品な言い訳をだらだらと報道しているほうが、気が楽なのだろう。

 

日本の報道の自由度を、こうして自ら貶めているのではないか?

報道の自由を取り上げられて、国民総動員で戦争にまい進した過去を持つ国が、再び同じような環境に慣れていこうとしているようだ。

 

 

 

 

 

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