心の中の三角形 1月17日に
前回のブログで、内田樹氏と書くところを、上田樹氏と間違ってしまった。数日経って友人からの指摘を受けて気がついた。恥ずかしい!
今日1月17日は、阪神・淡路大震災から21年。いくつかの報道を見ていると「復興」の難しさが伝わってくる。「3.11」から5年経って、今も仮設住宅に住む人は6万人超。国全体の問題のはずが、時の経過とともに、その人だけのことになってしまうのだろうか。
今朝の新聞記事のなかで、ジェームス三木氏の言葉が面白かった。
・ドラマの究極の劇的要素は二通りしかない。敵と戦って勝つか負けるか。もう一つは愛が実るかどうか。
・神様が人間をつくったのではない。人間が神様をつくったのだ。
・人類が他の動物と違うのは、「食欲」と「性欲」のほかに第三極として「制御する力」を持ったことだ。
・人間の行動原理も、この三角形の中にあるといっていい。
・三角形の内角の和は、すべて180度。でも三角形の形は人それぞれ違う。他人との違いを認め、ズレを楽しむほうが人生は豊かになる。
・宇宙全体より広くて深いもの、それはひとりの人間の心である。
こんな感じの道徳の授業なんてどうだろう。「政治的中立性」に目を光らせる暇があったら、こんな面白いネタを考えたほうがいい。
ということで、・・・実は、今日1月17日は妻の誕生日。
お互いの個性の違いを尊重しながら、これからも力を合わせていきたいと思っている。
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