子どもの貧困と教育

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日本標準

11月22日。関東地方は曇り空で明日の祝日は雨になるらしい。

そして今日は「いい夫婦の日」である。

毎日朝起きるころ、ラジオで「今日は何の日?」というのをやっている。

なるほどいうのもあるが、基本的には「〇年前の今日、何があった、起こった」というのが多いようだ。

でも考えたら「いい夫婦の日」って、意味がよくわからないなあ。「じゃあほかの日は?」とか思ってしまう。

 

いつも、これからの教育を考えているが、このところ常に頭に浮かぶのが「子どもの貧困」問題だ。

子どもが独立した形で貧困ということは珍しい。やはり貧困家庭に生きる子ども、ということになるだろう。

6人に1人の325万人が該当し、先進国の中でも貧困度が高い。

いろいろあっても日本はまだまだ豊かだし、周りを見てもあまりピンと来ない人も多いのではなかろうか。

ただ、学校ではとっくに切実な問題なのだ。

子どもたちの健康、親子の関係、そして食生活の面で必要な環境で生活をしていないということは深刻である。

そして、当然ながら、子どもの貧困度と学力が密接につながっている。

子どもの貧困は、そして子どもの低学力は、本人の頑張りだけではね返すのは難しい。

先進国といわれる他の国で、日本より子どもの貧困度が低い国との違いは何だろうか?

それは、この問題に対する国の姿勢の差だろう。

日本でも、児童手当などの努力はされている。でも、データに見る現実は解消されていないし問題が広がっている。つまり不十分だということだ。

国としても、そして地域ごとの行政の中でも、このことをもっと真剣に考えなければならない。

あるいは、そこに住む私たち自身がそのことに直接かかわっていくことが必要な時代なのかもしれない。

「いい夫婦の日」

その「いい夫婦」の家庭には幸せな子どもがいるのだろうという連想から、こんなことを思った。

 

 

 

 

 

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