大人の品格

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日本標準

一気に冬の到来を感じる。
昨日から、昼間でも家の暖房をセットするようになった。

日記を見ると(5年日記なので、数年間の同じ日のことがわかる)、冷え込んだとか、北のほうでは雪が・・・と書いている。
今年もちょうど、そんなころになったのだろう。


それにしても、どうだろう?  (何が?)
12月の、衆議院総選挙だ。

党内の政治とカネのトラブルが勃発する前、自民党内で12月総選挙を考えていた人がいるだろうか?
(トップから1年生議員まで、いないだろう。)

そこにきて、景気回復が条件とされていた消費税増税を、やるかどうか難しくなってきた。
(アベノミクス第3、第4の矢あたりから、何のことかわからなくなった。)

もう一つ、安倍内閣には「議員定数の削減」という宿題があった。
(これも検討されていない。やるとあちこちに角が立つから。)


どこかの県議が泣き叫んで辞任したが、私は、あれをいちばん嫌がったのは国会議員だと思う。うま味の規模も違うだろうから。


そんなこんなで、エーイ、みんなまとめて選挙だー! となったのだろう。
(夏休み最終日に、宿題が山ほど残っている子どもがやけになるように。)

そして、選挙で多数を取って政権が維持できれば、「民意」を得たとして、すべてがチャラになるということだろうか。


この選挙で、700億円の費用がかかると新聞に書いてあった。

こんな状態を、ふつう「大義がない」という。

ということで、「国家の品格(藤原正彦)」以前の問題として「大人の品格」というタイトルなのだ。

費用削減案である、小学校1年生35人学級を40人にするという案を、選挙後も進めるのだろうか?

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