【青木先生の国語授業講座】説明文の構造(話題提示・問いと答え)
説明文の構造(話題提示・問いと答え)
青木伸生(元筑波大学附属小学校教諭/昭和学院小学校校長)
この講座では、子どもたちが文章を読み深めるために必要な「目のつけどころ」としての学習用語について、簡潔に説明しています。
教材研究や研究授業を作るための参考に、講座を活用してください。
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今回は、「説明文の構造」(話題提示・問いと答え)について解説します。説明文の構造をとらえると、詳しく読んでいくときにわかりやすくなります。
1.説明文の基本構造
- 基本的な構造はQ(問い)→A(答え)。
- 筆者の伝えたいことは、答えとしてまとめられている。
- 読む人をひきつける問いを設定する。
- 問いと答えを見つけると文章の骨組みが見えてくる。
2.具体的な事例
- 問いから答えを導き出すために、「具体的な事例」がいくつ紹介されているかをとらえる。そうすると、文章の「はじめ・なか・おわり」の構造が見えてくる。。
- さらに、「なか」はいくつにわかれているかを考える。
3.序論・本論・結論と話題提示
- 「はじめ=序論」「なか=本論」「おわり=結論」
- 「はじめ・なか・おわり」が説明文の基本的な骨組み。
- 「問い」の前に、「話題提示(前振り)」が紹介されることもある。
4.まとめ
- 「はじめ→なか→おわり」の構造をとらえておくと、詳しく読んでいくときにわかりやすくなる。
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