一億総不安社会

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日本標準

6月4日の日曜日。青空が広がる爽やかな朝だ。(虫歯予防デーだ!)

線状降水帯が日本列島を縦断して、各地に被害が出た。梅雨どきの水害は毎年のことだ。

地球温暖化が根本原因だと思うが、毎年のこととなるとやはり対策不足と思わざるを得ない。

前回このブログにマイナカードの不安を書いたが、その後もトラブルが続いている。

マイナカードには各自の暗証番号が必要だ。介護施設などでは大変な負担になるだろう。

施設入居者の方々のマイナ申請を、誰がするのだろうか? 理論的にも物理的にも実に難しい。

そのうえ、申請を処理する側にもトラブル続き。

命(保険証)とお金(振込口座)がセットになって全国民の個人情報が集中するシステムは、どうみても今の行政能力では無理があると思う。

何を急ぐのか?  ・・・私は不安と不信を募らせている。



ところで「異次元」の少子化対策は、その後どうなっているのだろうか?

今月1日に国が発表した「子ども未来戦略方針」素案では、児童手当の拡充と所得制限の廃止などが出された。

これが異次元かどうかは置いておくとして、問題はその財源が明らかになっていない。

つまり、子育て世代への負担軽減に直結しているのか不透明だ。

例えば、日本の奨学金制度は「貸与型」が多い。非正規も増えている若者にこの返還は厳し過ぎる。

これらの対策が、広く「増税」でということでは、なかなか問題は解決しないだろう。

というように、少子高齢化社会ど真ん中の日本では、みんなが大きな不安を抱えている。

一億総活躍社会、・・・確か数年前から聞いていた。

今私の見渡す日本は、一億総不安社会が広がっている。

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