花火を見ながら

作成者:
日本標準

昨日8月2日は、新潟長岡の花火大会が賑わったと新聞に出ている。

同じく、私の住む埼玉の狭山市でも、昨日今日と七夕祭りで、昨晩は花火大会だった。
スケールでは、この二つは比べようもないのだろうが、夏の風物詩としては、花火はいい。

4年前からは、もっぱら我が家からの観賞を楽しんでいるのだが、通りの向かい側の家の、屋根と屋根の間のスペースが、格好の夜のスクリーンとなって、十分に打ち上げ花火を堪能できる。

ほぼ30分間、腹に響く音とともに夜空のショーを楽しむことができた。


さて、その前日8月1日は教育シンポジウム「先生は忙しいけれど。」を開催。
(NPO日本標準教育研究所主催 東京KKRホテル)

この数年、4回にわたり教師への意識調査を実施し、分析研究してきた成果を冊子にもまとめ、シンポジウム開催に至った。

教師は、聞くと9割以上の人が、仕事の状況を「多忙すぎる」と答える。
その答えの中には、ただ「多忙」ではなく、
・子どもたちに向き合う時間がない
・授業研究の時間が取れない
・相談相手がいない
・このままでいいのだろうか
などの複雑な「多忙感」のプレッシャーが強いことがわかる。

「すき家」のブラック企業ぶりが報道されているが、教師の労働実態は、まさにブラック企業並みである。

毎日新聞記者の三木氏の講演は、タイトルが「世界一忙しい日本の先生」だった。
仕事の時間は長いのに、学校運営や授業に関する時間は他国より少なく、一般事務処理と部活に使った時間が、圧倒的に多いと・・・。

そして教師の「自己効力感(肯定感)」は、OECD調査参加国中、断トツ最下位。

これは、何とかせねば・・・。 と、誰もが思うことだ。


日本標準では、教育シンポも終わり、夏期研修会も終了した。
新企画「授業ナビ」も全国発表をした。

夏休み明けのダッシュに備えて、あと数日しっかり確認しておこう。
古くて新しい言葉、「P→D→C→A」を頭に置いて。

コメント

コメントがありません

人気特集ランキング