幸せとは・・・わからない
2月26日の日曜日の朝。 雲一片もない青空が広がっている。
東北方面に出かけ、昨日戻ってきた。 思ったより寒くなくて助かった。 良い時間も持てた。
帰宅して、少し溜まった新聞などを読んでいると、相変わらず気になる記事が。
「子ども増えれば予算も倍増」発言。正確には「子ども予算は、子どもが増えればそれに応じて増えていく」という官房副長官の発言ということである。
前後の関係を知らないので断定的なことは言えないが、現在の少子化問題、その原因に経済的な事情があることは明らか。
世界では「育児や教育」全般の費用を国が負担する国もある。国の宝だからと。
少子化問題の根本から大きくずれている発言だ。少なくとも少子化問題に消極的なイメージた。
直接の上司、官房長官は「いつ予算が倍増されるか決まっていない旨を述べた」と、政府の説明と食い違っていないとの考えを強調したとのこと。なるほど、消極的。
もう一つ、精神科病院での虐待事件。高齢者や障碍者の施設などで頻繁に起こっている。
施設で働くスタッフはみんな、助けたい、支えたい、笑顔を増やしたいと、この仕事を選んだはずだ。
私なんかより、ずっとそんな気持ちが強い人。 そんな中でこんな事件が頻発する。
これは個人の問題ではなくて、社会の仕組みの問題なのだろう。何とかしなければならないものとして。
みんな幸せを求めているはずだが、今の世の中難しい。
アマゾンの先住民「イゾラド」という部族に取材して、「あなたたちは幸せですか?」という質問に「幸せとは・・・わからない」という答えだった。
森の中で自由に暮らす彼らには、幸せという概念も文明社会の考え方であって、関係のないものだった。
溜まっていた郵便物の中から見つけた文章である。 考えさせられる。
ロシアのウクライナ侵攻が2年目に突入した。無力の自分には、ただ一日も早い終結を祈るだけだ。
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