生きる力の基礎基本
2月12日の日曜日。今朝は暖かい。 一昨日の、あの大雪の日とは大違いだ。
その大雪の10日は、会社の終業を4時にした。とっさの判断だったがよかったと思っている。
その大雪の日に、実は「幼保小連携 教育講演会」(NPO日本標準教育研究所主催)を日本標準で開催した。
朝からの雪、働く人たちのことを心配し、講演会の開催についても悩んだ。
しかし予約を受け付けている以上、変更連絡も完全には難しいということもあり、実行を決めた。
日本標準は、これまで小学校教育を中心に取り組んできた。
そのなかで、小学校段階で、あるいは小学校入学段階で、子どもの中の大きな違いを意識するようになった。
例えば言葉の力、体の使い方(鉛筆やスプーンの持ち方)、一定時間静かにすわって話を聞くこと、等々に大きな違いがある。近年その差が目立ってきている。
小学校での集団生活が、家庭や幼稚園や保育園での過ごし方で大きな違いが生まれるということだ。
そんな関心の中での講演会となった。講師は増田修治先生(白梅学園大学教授)。
雪を気にしながらの時間だったが、内容は充実していた。
講師と参加いただいた方々(幼稚園、保育園関係者)とのやり取りや反応も具体的で活発だった。
今後も継続して「地域の子育てネットワーク」運動として取り組んでいきたい。
そして私の感想というか、実感は、「生きる力の基礎基本」の大切さだ。
誕生して、折々の段階で人間らしい「基礎・基本」(言葉、ふれあい、体の動きなど)を獲得していくこと。
今この世の中は、その大切な機会が、電子機器を使う時間に占領されているのではなかろうか?
子どもから、大人まで。・・・世の中丸ごと。
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