今、子どもたちの心は?
10月30日の日曜日の朝、今日も秋晴れの一日になるらしい。
数日前の、胸の痛む報道を書きたい。
「いじめ、小中高で61万件で過去最高」、「不登校急増24.5万人」。この二つだ。(2021年データ)
いじめで言えば、ネットいじめが深刻であり、そして見えにくいと。
不登校は、前年比24%増で最大増加に。
この二つは、リンクしているに違いない。
2020年初めにウイルス禍がスタートしての2年間である。
学校は休校になり、小学校の全員にデジタル機器が支給された。突然のオンライン授業が始まった。
大人側から見ると「テンヤワンヤ状態」だろう。でも子どもたち側からみると「日常の遮断」ではなかったのか?
大人は「学力対策」を考えていたが、子どもたちは「生きる力」を奪われていたのではないか?
気のせいかもしれないが、子どもたちが集まって遊んでいる光景が減っている気がする。
外に出ないで家の中で過ごす時間が増えた。そしてデジタル機器に触れている時間が増えた。
対面の会話(つまり生のおしゃべり)が減っていて良いことなんて、何もない。
不登校といじめ、この二つの問題は、子どもたちから大人たちへの問題提起ではなかろうか。
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