居場所を、複数持つこと
6月21日の日曜日。小雨が降っている。
先日、最近は梅雨が梅雨らしくないと書いたが、梅雨らしく小雨模様で、蒸し暑い。
ウイルス禍では、段階的に制限解除が進み、街に人が戻ってきているようだ。
まだ東京では連日40人ほどの感染者が出ているし、危ないなあとは思うのだが、一方では「わかる、その気持ち、そうだよなあ。」とも。
これまで、自粛によって家庭内軟禁状態が続いた。
それぞれの家庭での「初体験」だったはずだ。
「stay home」は、実はしんどい。
友だちと会えないのは、ストレスがたまる。
子どもは、親に勉強しろと言われるのがいちばんイヤだ。
スマホに触りすぎと、何回も言われる。ムカつく。
この状態が続いているなかで、親も同じくストレスをためている。
テレワークなんだけど、子どもを見ているとイライラするし、集中できない。
一日中、家の中に複数でいるのはしんどいと気づいた。
パートナーと毎日24時間一緒というのは、・・・楽しいばかりではない。
これらは、想像で書いているからホントはわからない。
でも、そんな気がしないでもない。
やっぱり、複数の居場所が必要なんだと思う。
子どもには、家庭があって、学校があって、友達がいて。
大人には、家庭があって、勤め先があったり、友人とおしゃべりが出来たりして。
できれば、子どもにも大人にも、三つ目の居場所があればもっといい。
子どもは、サッカーチームや習い事の仲間など。
大人には、地域活動やボランティア。スキルアップの勉強もいいなあ。
ウイルスによる「軟禁状態」で、人は複数の居場所を持つことの大切さを学んだのではなかろうか。
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