クリティカルシンキングを(複眼的思考力)

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日本標準

4月7日の日曜日。先週の冷え込みで、こちらはの桜はまだ満開状態。

そして仕事のほうでは、年間で最重要なこの4月、昨日今日の土日も物流センターと営業は仕事だ。

明日からは、全国で入学式と新学期が始まる。

前回のブログで道徳について書いた。いくつかご意見もいただいた。

では、どうだろう? 

「私が忖度しました!」・・・・この発言は。

皆さんご承知の、国土交通副大臣(前)の発言である。復興大臣も兼務されていた。

「私はすごくものわかりがいい。すぐ忖度する。」

そして、問題が大きくなってから、

「うそを言っている認識で発言したのではないが、事実ではないことだったので撤回する。」

「うそではないが、事実ではない」・・・・何だこれは!

日本語として成立しているのか? してない、破綻している。

この一年、「忖度」という言葉がメディアでも取りざたされた。流行語のように扱われた。そのなかでの軽いノリだったのかもしれない。

忖度という言葉に罪はない。(相手の心を推し量って配慮すること)

でも忖度という言葉を、そんなに軽く扱ってよいのか?

相手の意向を先読みして、ルールを無視して国の予算をつかってしまった(らしい)行為が問題になり、使われた言葉だ。

今回もそうなのか・・・?  とだれもが思う。

そしてそれを自慢したかったのだ、とも思う。

この問題を「特別な教科 道徳」の視点から考えてみたら、どうなるのだろうか?

私がもしこの題材で道徳の授業をするとしたら、クリティカルシンキング(複眼的思考力、批判的思考力)というキーワードで取り組む。

事実を確かめる力、わかったことの中から判断する力、判断したことを表現する力、毎日を生きるということは、これらの力を駆使することだ。

今、若者たちに最も身につけてもらいたい「生きる力」だ。

そんなことを、感じた。

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