「つながり」について
11月25日の日曜日。寒くなってきた。
もうすぐ師走だからなあ。 1年が短い・・・。
新聞の投書欄に出ていた話。
小学生の子どもが「知らない人に声をかけられて怖かった」と言うので、尋ねると「こんにちは」だった。
これって、考えさせられる。 でしょ?
それで、少し考えてみた。
障害者雇用の問題では、各行政機関が法定雇用率をごまかしていた。
所管の厚生労働省関連の組織でも、だ。
これは勘違いとか、うっかりミスではなくて、障害を抱える人への軽視(か差別)の問題だろう。
日本で働く外国人労働者の失踪の理由について、「より高い賃金を求めて」と政府は発表していたが、事実は「低賃金と劣悪な労働条件に耐えかねて」ということだった。
これも、資料の読み取りミスなどではなくて、意図を持ってそう話しているのだろう。 けっこう芸が細かい。
家庭では、それぞれがスマホに夢中で会話が少ない。
スマホ中毒が社会問題になっているくらいだ。 でもやめられない。
これら、心配の根っこは同じなのではないのだろうか。
「つながり」が弱くなっている。
人に対して「つながり」や「やさしさ」を、自分から断ち切っているようにも感じるのだ。
高齢者問題がピークを迎える2025年問題。
拍車がかかる少子化問題。
それぞれの地域に抱える、消滅の危機。
全世代不安社会は、それぞれの「つながり」を消していくようだ。
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