冬のオリンピックも、面白い!
2月25日の日曜日。昨日よりグンと寒い曇り空だ。
元々体育会系の私は、スポーツはやるのも見るのも好きだが、九州生まれのため、冬のスポーツは馴染みが薄かった。知識が無かった。
それが今、パシュートとかマススタートとか、そんな言葉を覚えてしまったのだ。
それからこれは前から知っていたがカーリングもすごかった。
個人競技の緊張感もすごいが、チーム競技のほうが私には面白い。
協力し合う様子や、信頼感、そして慰め合ったり、抱き合って喜ぶ様子が、たまらなく良い! もう、感動してしまう。
パシュートも、昨晩のマススタートも、たぶん個人記録というか、出場選手の総体での比較という意味では、他チームに後れを取る部分もあると思える。でも、勝利した。
昨晩のマススタート、あのお姉ちゃんのほう。小さい体で、ぴったりオランダ選手をマークして、じっと我慢して、最後の最後、ここしかないという瞬間にトップに立ち、ゴールした。
会心のレース、とにかく見事だった。
パシュートの練習の積み重ねが活きたのだろうか。個人種目だがチーム競技のような気もちで見ていた。
やっぱり、スポーツっていいなあ!
(あれ、私が感動しているのは、すべて女性の競技だ。)
話は変わって、例によって一つだけ世の中にいちゃもんを。
「働き方改革」という政治課題で政府は「裁量労働制」の拡大を打ち出している。
「裁量労働制のほうが労働時間が短くなる場合がある」とかなんとか首相も言ったらしい。
しかし私たちは(ほぼ)誰でも知っている。「裁量労働制」は「サービス残業の合法化」につながることを。
でなければ、企業はそれをやろうと考えない。
業務の内容について精査しなければならないことは当然。でも裁量労働制の拡大は危険だ。特に大企業だ。過労死を呼び込む。
一定の割り増しを付けることで、残業(時間外労働)という制度を設定していない学校で、今教師の労働時間が大問題になっている。このことを忘れてはならない。本質は同じだ。
知性というのか、
・・・もっと人間味のある論議ができないものだろうか。
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