国の借金返済、最大経費に
2月4日、晴れた日曜日になっている。
ほんの先ほど、新潟から戻ってきた。
帰宅してすぐ洗濯をして、パソコンに向かった。
ショートステイに預けている妻を迎えに行く前に、今週1週間分の食材等の買い物に行かなければならない。クリーニングもある。
そしてその前にこのブログを忘れてはならない。
今回の目的地の長岡は、案に相違して吹雪でも豪雪でもなく、穏やかな好天気にめぐまれた。(助かった!)
数少ない新年度会議出席で、約束をオーバーして90分話してしまった。
新潟県は、私のキャリアの中では訪問回数も多く、親しいお仲間も多い。
さて、私の話は、皆さんのハートに届いたのだろうか。
今回は、若い方々とも話ができたことが、うれしかった。
その会議でも取り上げたことだが、私の手元に日経新聞の2月3日(土)号の5面がある。
「国の借金、最大経費に」という見出しだ。
2018年の国の予算では、高齢化で、医療や介護といった社会保障費の伸びに目が向かいがちだが、内閣府の試算によると社会保障費を上回るペースで増えるのが国債費。このテンポが続くと2025年にも国債費が社会保障費を上回る可能性があるらしい。
2025年というのは、団塊世代が全て75歳以上になり、医療・介護費用が急激に増える「25年問題」がある。
それに、さらに国債費の増大が重なるという、金利でも「25年問題」があるというのだ。
国の借金返済には、膨大な額の金利を支払わなければならない。
毎年30兆円以上もの財政赤字が発生し、それを国債発行で穴埋めしていくわけで、これは将来世代への負担のつけ回しが膨らみ続けることになる・・・・という日経新聞のご意見なのである。
これは、近未来の日本を考えると、率直に言って大変な状況だと思うのだが、社会保障費の増大に比べて、国がこのことを重大事と叫んでいるとは思えない。どうしてだろう?
私たちも、考えてみる必要があるのではなかろうか。
なお、日本の債務残高の割合は、欧米各国とは「比較にならないほど大きい」と、日経の記事は結んでいる。
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