急カーブを、曲がりきれるか
12月24日(日)。 曇天の寒い朝だ。
日曜日の朝は、早朝のランニングやウォーキングの人が少なくなる。
「日曜だけは、ゆっくり」スタイルの人がいるのかもしれない。
今年もあと1週間か・・・。でも、まだ1年間の総括という気分にはなれない。
家事担当者としては、明朝の「古紙・古布」ゴミ回収の準備があるし、来週1週間分の食糧買出しもあるし・・・、車の汚れも気になるが、これは気付かぬふりをしておこう。網戸の掃除は、会社の冬休みを待つとして・・・。
出生数100万人割れ2年連続(2017年推計)
昨日の新聞の見出しだ。
2017年、国内で生まれた日本人の子どもは、94万人の見込み。
100万人割れは2年連続で、統計を始めた1899年以降で最少だ。
一方で死亡者は増え、戦後最大の134万。マイナス40万人だ。
そしてこの40万人というのは、長野市や宮崎市の人口に相当するらしい。
私たち団塊世代が「その時」を迎えるころになると、死亡数は170万人に達し、トータルマイナス90万人を超えるようになるという。
(100万都市が毎年消えていく・・・。)
来年度国家予算案が発表された。今年も過去最高となっている。
そしてその3割が借金(赤字国債)、軍事費は、この世相を反映して急騰。
でもこの予算のなかに、上記の出生数問題に対して抜本的に取り組む政策があるとは思えない。生活保護費を抑えるとか、一定基準以上の収入のある家庭の税金を増やすとかはあるようだが。
「働き方改革」「女性の社会参加」という言葉はあっても、夫婦共働き家庭の現状(保育所問題、国や企業の努力不足など)では、1家庭の子どもの数が増えるとは思えない。一方で結婚しない人は増えている。
これはいずれ、必ず「国家レベルの危機」と大騒ぎになる。
でも、今は手が打たれない。
これを「国家的ゆでガエル状態」というのではないだろうか。
まだ我慢できる・・・。そのうち何とかなるかも・・・。
でも何かしなければ、何ともならない。それもみんな知っているけど。
今日本は、そんな急カーブの曲がり角にきている。
さて、ちゃんと曲がりきれるのか・・・?
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