「集団的自衛権」について
ウクライナ、シリア、エジプト、タイ、その他世界各地で国内紛争が続いている。
そして、人々が死んでいる。
子どもたちまでが、その争いに参加したり、犠牲になったりしている。
人間は、誰もが人を殺してはいけないと考えている。
でも無くならない。人が死んでいる。
一方、わが国では「集団的自衛権」の検討が進んでいる。
これは端的に言うと、同盟国(つまり外国)の戦争に参加できるようにする、ということにほかならない。
戦後70年近く、憲法に基づいて(外国でも)戦争をしない国として通してきたことを、今変えなければならない理由が、どこにあるのだろうか?
歴代の内閣と政府が、「できない」と言ってきたことを。
戦争に「人道的なもの」は無い。これは反論の余地は無いと思う。
ひとたび始まったら、理由無く殺し、殺されるものが戦争だから。
同盟国の安全を守るために協力する、という気持ちはわかる。
でもそのために戦争をする、ということにすぐつながるのだろうか?
諸外国からは、今の日本が、70年前の日本に戻ろうとしているのではないかと危惧されている・・・と私は思うのだが、どうだろうか?
コメント
コメントがありません