草むしりと家事労働

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日本標準

7月17日、小雨の降る日曜日である。明日も海の日とかで休日だ。

 

昨日、意を決して、大の苦手の庭の草むしりをした。あまりにもひどい状態で、お隣りへの迷惑を気にしての行動だ。

で、本来の到達目標の3割程度ではあるが、少し格好がつくまでにはやった。大きなゴミ袋二つ分だ。でも1週間で元通りになるだろう。

 

私は、草むしりに限らず「家事」に無縁というか、何もしてこなかった。家のことは任せっきりの古いタイプ。

それが6年前からそういうわけにはいかなくなって、家事に取り組み始めた。まあ、家事プラス介護ということもあって、最初はうろたえた。

三度の食事に追われる。掃除洗濯に追われる。買い物に追われる。そしてお金の管理。そこに要介護者の世話というのか、介護施設との交渉や送り迎え、などが繰り返される。病院通院の付き添いや薬の管理、市役所への書類届、・・・書き出せばきりがないほど出てくる。

でもそんないろいろの中で、実は難しいのは、妻の服の着替えとお風呂である。自分のことではなく、相手のことをやるのは難しいのだ。

これらが、毎日、毎月続く。・・・草むしりまで手が回らない(という言い訳だ)。

しかし、覚悟ができたせいか慣れてきたせいか、何とか続けられている。きついけど。

そして会社のみんなからの応援も、いっぱいもらっての話だが・・・。

 

こんな中で強く理解したことがある。

日本の社会保障制度、介護や医療制度等のレベルの高さだ。

最近、日本の生活文化の質の高さを褒める風潮があるが、日本で世界に自慢できるのは、私は社会保障制度だと思う。

私の場合は、その恩恵にどっぷり状態で恐縮し、感謝している。

(福祉の範疇の中の公教育については、異見があるが・・・)

 

そんな今の日本が、10年後、20年後どうなるのか、大いに心配をしているが、そのことを若者にも考えてもらいたいとも思う。

そこで本の紹介。「18歳からの民主主義」(岩波新書編集部編)。

まず、手に取ってもらいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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