格差の無い社会は、教育から

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日本標準

6月12日の日曜日の朝。

今陽射しは強いが、まもなく天気は崩れてくるらしい。確かに湿度が高そうだ。

 

先週は、田中耕治先生(京都大学大学院教授)訪問のため、京都に出かけてきた。

教育の現状、そして来るべき新学習指導要領について意見交換ができたし、多くの示唆をいただくことができた。

そして京都から戻った翌日には、NPO日本標準教育研究所所の理事会を開催。

ここでも、教育論議に時間の経過を忘れるほどだった。

特に、増田修治先生(白梅学園大学教授)の、

今小学校においては、学級崩壊が喫緊の課題という提起は重要だった。

そしてその対策ということになれば、小学校からでは遅い。入学前の幼保段階での手だてが必要なのだと。

子どもたちが背負っている家族の問題、貧困、DV、孤独は、ますます深刻さを増している。(これは学校を訪問すると、必ず聞かされる話)

その結果、小学校入学時の「小一プロブレム」は、ますます大きな問題になっている。

 

「1億総活躍社会」の提言がされている。そんな社会がいいと思う。

しかし、上記のような子育ての現場では、状況がますます厳しい。

私には、政府の努力で効果的な対策が取られているとは、どうにも感じられない。幼保の現場の人たちの声をもっと聞いてもらいたいものだ。

もちろん、保護者たちの痛切な声も。

 

 

 

 

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