教育は未来を創る ーこの仕事に確信を持ってー
2月7日の日曜日の朝。
いつもの早朝ウォーキングで家を出ると、あたりは、うっすらと雪化粧だった。
夜の間降っていた雨が、寝ている間に雪に変わったらしい。
2月4日は岩手、6日は新潟の会議に参加してきた。
関東も寒いと思っていたが、いや寒さの質が違った。寒さが突き刺さってきた。
岩手は、日本標準のふる里である。(創業者石橋勝治は大船渡出身)
教育をめぐる状況に大きな変化が起ころうとしている今、岩手のお仲間との時間の共有が必要だった。
新潟も同じ、これまで私がたびたび訪問し、意見を交わしてきた仲間が多い。「行こう!」と判断し、実行した。
私の事情で、ゆっくりと話し合うことはできなかったが、訪問して良かったと実感している。
私が訴えたことは、タイトルの通りである。
「教育は未来を創る -この仕事に確信を持って-」
創業者や私たちの大先輩は、何もない原野に「学校直販システム」という線路を、少しずつ伸ばしていった。血と涙と汗を流しながら。
今、その線路は全国に広がっている。
そして今、10年後の世の中すら、予測が難しい時代と言われている。
その10年後は、今の小学校高学年の子どもが社会人になるころだ。
彼らが大人になるころ、どんな社会になっているのだろう。
厳しいことはいくらでも思い浮かぶが、明るい展望はなかなか思いつきにくい。
10年後の問題は今の問題だ。今の教育の問題だ。
「すべての子どもに学力を 生きる力を」身につけさせることだけが、私たち大人が、今できることである。
「初心に帰る」というのは、そんなことを言うのではなかろうか。
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