陰山先生と会って
この時期、朝のウォーキングはまだ暗い。
で、天気の良い日には星が見える。
子どものころ、冬の夜空でオリオン座を見つけるのが好きだった。ベルト部分の三つ星を見るのが。
剣道場の帰りはとっくに暗かった。そんなときよく見ていた。
で、探すんだけど、見つからない。
真夜中と違って空が少し明るくなっているからか、彼方のPM2.5のせいか、それともやはり私の衰えた目では無理なのか、理由はわからない。
さて先日、陰山英男先生とお会いする機会があった。
本当に久しぶりで、いろいろな話ができて有意義だった。
大阪府の教育委員長辞任の顛末に始まり、教育事情全般に話がひろがった。
そしてやはり、学級崩壊、そして虐待の低年齢化の話に。
今後さらに、そして急速にこの問題が拡大していくと心配されていた。私もまったく同感だ。
陰山先生が従来から主張される「子どもたちの基本的な生活習慣」が、残念ながら悪化している。
そこに目を向けた取り組みをしない限り子どもたちの「基礎・基本」の力は育たない。
そして小学校低学年時の学力の不定着は、生涯を決める。
そして次世代への連鎖も起こす。・・・大きな社会問題だ。
これからの新しい教育、その視点を外したものでは、未来は拓かれないということだろう。
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