メルケル首相が残したメッセージを、教育に生かす
3月15日の日曜日の朝である。薄曇りで肌寒い。
日曜日なので、今朝は少し多めのウォーキングをして心地よい。
今は、梅の花が美しい。紅梅、白梅が見事さを競っている。
先週、福島に行ったことは前のブログに書いた。
そして今も、メルケル首相の言葉が頭から離れない。
「福島原発事故があって、ドイツは脱原発を決意した。」
「ドイツは、戦後70年間、過去の歴史を総括してきた。」
これは、日本に強いメッセージを発信しているのだ。
「日本も、脱原発をめざすべきではないのか。」
「日本も、過去の総括をきちんとしたほうがよいのでは。」
私は、教育の世界にいる者として、メルケル首相のメッセージを正面から受け止めたいと思う。
「30年間限定の中間貯蔵」という言葉、30年にも根拠は無いし、中間という言葉にも次の当ては何も無い。
これを決めている人たちは、きっとそのころには関係のない人になっているだろう。
でも、今の子どもたちは、その社会の中で生きていく。
きっとこの問題は、子どもたちに考えてもらうことなのだろう。
これは福島限定のことではない。日本全体の問題であり、世界の問題だ。(だから、メルケル氏が発言している。)
やはり、教育の場が大切なのだ。
「21世紀型学力」「キー・コンピテンシー」「アクティブ・ラーニング」そして「カリキュラム・マネジメント」・・・
まさに、メルケル首相の言葉を、これらの新しい教育スタイルで学ぶべきなのではなかろうか。
3月の半ば、この仕事をする者として最も緊張するころ、そんなことも考えているのだ。
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