何だ!「政治刷新本部」
1月14日の日曜日。寒い朝だ。
能登半島地震が起こって2週間、復興よりも日に日に深刻さが深まっていく。心配で不安でたまらない。
当地の仕事仲間の方々からもいろいろ情報が入ってくるが、3学期スタートの見通しが立たない学校も多い。
私達日本標準では、12日に全社員会議を開き、昨日の土曜日は東京都の販売会議を実施した。
不安と混乱の年明けとなったが、「公教育を元気にする」という日本標準の社会的使命をしっかり果たしていこうと確認し合う会議になったと思う。
とにかく、「余裕がない」「元気がない」先生たちを励まし、子どもたちをもっと笑顔にしようと。
私が会議の中で話したことの中に「民主主義」という言葉がある。この言葉があいまいになっていると。
政治の世界では、「政治刷新本部」の立ち上げが報道されている。
その構成メンバーに驚いてしまった。第1回会議に30人くらいの議員が集まったらしいが、派閥の責任者やキックバックを記帳しなかった人たちの集まりではないか。今朝の新聞でもそのことが報道されている。
そしてそれに対して、責任者の岸田首相は「だれも排除しない」と。その言葉、成り立つ?
これだけ大掛かりなルール違反の事件だ。日本の運命を握る政治の当事者たちの。
刷新の意思はありながらも、反省はないらしい。
1月中に基本的な方針を持つらしいが、この方針というのは「対策」なのだろう。「なんとか今までどおりに自由になるお金を確保する」ための。このメンバーだもの。
「政治資金パーティー廃止」「派閥解体」この二つを決めれば? 5分の会議で終わるのでは?
私は思った。日本は民主主義国家である。(そう教育されて育ってきた)
今の日本の政治の世界では、実行している民主主義は「多数決」だけだなと。
他の「基本的人権」とか「自由と平等」とか「少数意見の尊重」とか、みんなが小学校のときに学んだことを、あの方々は忘れてしまったのだなと。毎日忙しいから。
さて、どうなんだろうか?
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