インクルーシブな社会を       

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日本標準

1月27日の日曜日。  今日もこちらは晴れている、いや快晴だ。

日本海側での大雪のニュースは続いている。

昨日は熊本で震度5、東北で震度4の地震。こちらも心配。

さて、前回「こんな夜更けにバナナかよ」の話を取り上げた。

それについて、いくつかのご意見をいただいた。

今朝の新聞に、著者の渡辺一史氏が語っているので紹介したい。(朝日新聞 文化・文芸欄)

映画で筋ジストロフィーの重度身体障害者役を演じた、大泉洋氏の言葉だ。

「自分の子どもには、人に迷惑をかけないようにと教えてきたが、改めたい。できないことは頼りなさい、でも頼られたときは応えられるような人になりなさい、と伝えます。」

この言葉に対して、渡辺氏は

「障害者の人たちの訴えを見事に言い当てた言葉だ思いました。同時に、自己責任という価値観を誰もが内面化させられた、時代の風潮を感じてもいます。」

どうだろうか。私も、今の世を「自己責任の圧力」が強くなっている時代だと感じている。

子どもから、若い人、そしてお年寄りまでが、それぞれの「これから」について不安を感じていることを心配している。

誰もが仲間外れにならない、すべての人を包み込むような、そんな社会になればいいなあと思うのだ。

だから「インクルーシブな社会を」と、私は語りかけたい。

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