学び、求める姿勢を 教えられた
12月10日の日曜日。今朝も寒い。今年もあと・・・やめとこう。
さて、昨日の12月9日(土)は、また神奈川に出かけた。
販売代理店数社の社員さんたちで実施している自主的な研究会に初めて参加してきたのだ。
(私の自宅からは)遠方のため、遅刻しての参加となったが、大きな刺激をもらった。
教科ごとにチームをつくり、先生方に直接話を聞き、新学習指導要領を独自研究して、そのうえで、「次世代の教材」作成にチャレンジしている。
昨日は、チームごとの研究発表をする日だった。
朝9時から午後5時まで、びっしりとスケジュールが詰まった中で、実に積極的に全員が発表し、その発表に対して全員が質問や意見を出し合っていた。
地域の中ではライバル関係もある者同士が集まって、一緒に研究している。まさに、よりよい授業、よりよい教材をめざした、「協働」の精神が、そこにあった。
そして、そこはまさにアクティブ・ラーニングの場になっていた。
私は、1日彼らと行動を共にしたことで、編集者時代の熱い情熱を思い出したすことができた。
学び、求める姿勢を あらためて教えられた。
さて今日は、ノーベル平和賞の授賞式が開かれる。
受賞するのは「核兵器廃絶国際キャンペーン組織(ICAN)」。
授賞式では、広島で被爆したサーロー節子さんが演説するという。
ICANの活動は、核兵器禁止条約を結実させた。 すばらしい。
しかし日本はこの条約に賛成していない。むしろ批判的といえる。なぜだ?
このことは、私たち一人ひとりに関係ないか・・・そんなことはない。
広島と長崎に原爆を投下された日本は、それから70年以上を経て、今どんな意思表示をするのか、すべての国民に問われていることだろう。
核兵器廃絶禁止条約に賛成しない国日本は、北朝鮮の核の脅威をどうしたら止められるのか。
これは、次世代を担う子どもたちに対しての、大人側の課題であり、責任なのではないだろうか。
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