福島へ

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日本標準

先週の土曜日の18日は、福島県会議。
新幹線を郡山で降り、磐越西線に乗り換えて二つ目の磐梯熱海駅下車。

さすが、磐梯山の裾野の広さだ。
郡山ではまったく見なかった雪が、磐梯熱海に近づくころには雪景色に。
それでも昨年の大雪に比べれば、意外なほど楽に会場の旅館に到着できた。

たぶん、昨年の大雪の記憶が参加者の方々にもあったのだろう。
開始予定30分前には全員到着、即開会した。
(結局、その30分も私がもらってしまったが・・)

会議終了、そして会食懇親会、幹事部屋での2次会へと交流は続いた。

福島には、付き合いの深い販売店さんが多い。
(私は、社員さんともけっこう仲がいい。)

今年度、私どものROMでいろいろご迷惑をかけてしまったことも、率直に指摘を受けた。
先生方をサポートし、信頼関係を守るための懸命な様子を聞いた。
私たちは、とにかく応えなければならない。


午前零時を過ぎて一応お開きにしたが、そのあと午前3時まで討論を続けていたつわもの達もいたようだ。

私が10年以上前に初めて福島県会議に参加したころと比べて、経営者の世代交代がほぼ区切りが付いたようだった。
その若い経営者の発言が、その斬新な切り口が、会場全体をリードするようなところも興味深かった。

もう一つ、原発事故の影響で、今も、住んでいた家に戻れない人が16万人もいることが報告された。
この福島の現実を記しておきたい。


今週も会議が続く。
いろいろな交流を展開していきたい。


その会議の中でも話したが、
PISA(国際到達度調査)で断トツトップの上海だが、いろいろな理由があるらしい。
一人っ子政策のこと、子どもにその家の運命を託すようなところ、中心部と農村部では教育事情に開きが大きいらしいこと・・・等々。

その中で一つ、大事なことがあった。
一学級当たり教員数が、小学校で2.8人、中学校で3.5人。
これは多い。そしてすばらしい。
また、最初にある学校に赴任すると、基本的に異動がない。
(教育新聞 1月16日)

これらのことは、クラスの中の理解度の差に対応しやすい。
ICT教育も進めやすい。

参考にすべき日本の教育改革のポイントは、コレではなかろうか?
(つまりは、教育予算か?)

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